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名前 コメント
humming
対象釣り歴:10年以上
ID:bJ5LSV3w

2007/12/25 20:43

編集
[雑談]:ベイトリールのギア素材
最近のリールはメインギアを超々ジュラルミン製の物が多いように思うのですが
ピニオンは真鍮製で異なる素材同士での摩擦や磨耗の仕方が巻き心地に影響しているようなきがします。
個人的な感覚で何となく影響しているように思っているだけです。
以前からスピニングはアルミと真鍮ギアの物など多数あるので耐久性などは問題ないのかもしれません。
またアルミは表面処理などがあるのでとても難しい素材のようにも思います。
最近のリールで材質を変更したことは何か考えがあってのことでしょうか?
またピニオン側も同じ超々ジュラルミンにしていない点にも何か意図や考えがあるのでしょうか?
どのようなことでもいいので何か意見をよろしくお願いします。

ミラージュ
対象釣り歴:25年以上
ID:rr4xU43U

2007/12/25 23:14

編集
Re :
メカ的な視点から見ると・・・低負荷の場合において、ギア、特にモータなどの小型の一次動力におけるギア材質は真鍮が一般的です。これは加工性が良い、耐久性が良い、材料的に安価などが理由で日ごろ目に付かないだけで非常に多く使用されています。アルミは軽いことが利点ですが、材質的に柔らかく、特にギアに使用された場合、高負荷、長時間での連続使用における発熱などでの変型が危惧されるのでコーティングなどを行います。超々ジュラルミンはアルミ合金の中でももっとも高強度、高張力の材質で、その重さ、硬度などからギアの材質に向いていると考えられます。では超々ジュラルミン同士でギアを作ればいいじゃないか、という問いに対してですが基本的に駆動側から従動側といった、力の発生⇒力を受けるギアの組み合わせとする場合材質を変えないとギア同士の力の掛かり方が大きく異なるため磨耗が激しく、寿命に影響するからです。
巻き心地はもちろんギアの材質にもよりますが、それ以外にギアの噛み合わせの精度と軸受け周りの精度も大きいと考えて下さい。例えばフレームの製法において一体成型とマシンカットの違いも大きく影響していると思われます。

humming
対象釣り歴:10年以上
ID:rCBr.CzY

2007/12/26 21:58

編集
Re :
材質や機械に詳しい方にお答えしていただきありがとうございます。

加工性が良い、耐久性が良い、材料的に安価でいままでは真鍮がリールには一般的だったが
今は軽量でアルミ合金の中でももっとも高強度な超々ジュラルミンも使われるようになったといった具合ですか。
そう考えると、以前は力の発生⇒力を受けるギアの組み合わせとする場合材質を変えないで
安価で加工性や耐久性が良い真鍮のギアを使っていたということですね。

続けて質問になってしまうようで申し訳ないのですが
メインとピニオンでピニオンを超々ジュラルミンにしている物はどういった考えがあるのでしょうか?
力の発生や力を受けるギアどちらか一方の材質を変えることに意味があるということでしょうか?
全くの素人なので真鍮と超々ジュラルミンの耐久性や強度はどの程度なのか
どちらが優れているのかわからないのでそのあたりもお答えしていただけたらと思います。

ミラージュ
対象釣り歴:25年以上
ID:26wgvh.Y

2007/12/26 23:50

編集
Re :
単純に比較して、耐久性、強度、比重などを含め金属材料としては超々ジュラルミンの方が優れていますが、コストは高いです。正直な話、リールのギア使うにしては過剰品質と感じます。ただメイン、ピニオンにかかわらずギアに使われることで直接人の手に与える感触として大きく影響していると思います。ギア材質の違いやその組み合わせがどのような影響を与えるのかについては上手く説明は出来ませんが、特に上位機種のリールは道具といった範疇を超えてお金がかかったぜいたく品と思います。話が反れましたが、あえて高価な材料を使ってコストをかけることはそこにそれに見合う何かがあるのでしょう。humming さん、少々話を曲げてしまった上にちゃんとした答えにならず申し訳ありません。どなたかメーカ関係の方、お答え下さい。

humming
対象釣り歴:10年以上
ID:7OJqQFsY

2007/12/28 23:27

編集
Re :
新しく使われるようになった超々ジュラルミンの方が優れているのですか。
素人なのでアルミは軟らかいイメージでしたが、超々ジュラルミンで以前よりも
強くなったならそれはそれで良いことなのかもしれません。

私も言われるように上位機種は過剰な贅沢品なようなきがします。
トーナメントZがiTが7万でバカ高いと思い、iAは5万で少し安くなったとうれしく思い、
次のTD-Zの8万では流石に8万では買えないと笑えました。
しかし趣味や遊びである釣りなので満足するためならば価格は無いようなものなのだと思います。
アルファスやスコ1000クラスになれば使えない程の性能のリールは無いですし
特徴や性能で使い分けできるので昔よりずっと選択の幅が広がって良いですね。

しかしメインギアのパーツ価格は真鍮も超々ジュラルミンほとんど同じなんですよね。
真鍮製が高いのか超々ジュラルミン製が安いのかはわかりませんが
メーカーも色々と大変なのかと思ったりします。
いずれにしても超々ジュラルミンギアはお買い得と思っていた方が気分が良いですね。
お答えをいただきありがとうございました。


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